○○がダイエットにいいみたい・・・
毎年さまざまなダイエット法が出てきては消えていますが、近年、注目されているのが“
酵素ダイエット”です。
しかし酵素ダイエットのやり方は今まで出てきた多くのダイエット法に比べ、明らかに理にかなっているダイエット方法で、また酵素はダイエットや健康、美容だけでなく、人間が生命活動を行ううえで欠かせない物なのです。
では具体的に酵素ダイエット法のやり方はどのようにするのでしょうか?また、なぜ酵素がダイエットに効果的なのでしょうか?
酵素は体内で生成され、消化酵素と代謝酵素に振り分けられ、それぞれの仕事をします。
消化酵素は食べた物を消化(分解)し、分子レベルまで消化された食べ物は栄養素として体内に摂りこまれ、栄養素は血液に乗って全身に流れていきます。
つまり酵素が十分にあれば食べた物がきっちり消化され、老廃物(脂肪・コレステロール・有害物質など)は排泄されるので、健康、美容に、そしてダイエットにも当然、効果的なわけです。
逆に体内に酵素が不足すれば食べた物が消化されないため(消化不良)、体内(腸・血液)に未消化の脂肪、コレステロールなどが溜まり、それが中性脂肪となり、肥満(メタボ)に繋がるのです。
一方、代謝酵素は人間が生きていくためには欠かせない新陳代謝を司る酵素です。
つまりは体内で生成された酵素が消化酵素ばかりに使われ、代謝酵素に回らなければ代謝が落ち、脂肪が燃焼しづらく、痩せにくくなるのでダイエットには大敵なのです。
もちろん酵素が不足し代謝が落ちればダイエットどころか、健康にも大きく影響してしまいます。
体内で作られる酵素量には限界があり、また作られる量には個人差もあります。
ただ酵素は体内で生成されるだけでなく、食べ物からも摂取する事が出来ます(食物酵素)。
酵素は熱に弱いので、加熱調理していない「生野菜・果物・海藻・刺身・生肉」などに含まれています。
つまり酵素ダイエットのやり方は酵素がたっぷり含まれている「生野菜・果物」を毎食の食事に取り入れる、またはこれらの食品中心の食生活にすることです。
そうです、酵素ダイエットのやり方は非常に単純明快、酵素が含まれている「生野菜・果物」を食べる事。ただそれだけです。
また生野菜、果物には酵素だけでなく、酵素の働きを補佐する「ビタミン・ミネラル・食物繊維」なども豊富に含まれていますので、酵素の働きを助けてくれるのです。
現代人は加熱調理した食べ物中心の食生活になっていますので、食生活を見直し、生野菜や果物中心の食生活に代えるだけでダイエットはもちろん、健康、美容、そして老化防止に非常に効果的なのです。
※生野菜、果物はすりおろしたり、ミキサーなどでジュースにすると酵素が活性化し、体内に吸収されやすくなるので、ただ単に生野菜や果物を食べるよりも効果的です。ただ高速回転&遠心力で搾るタイプのミキサーは摩擦熱によってほとんど酵素がなくなってしまいますので、野菜や果物をつぶしてジュースにする
⇒圧縮搾りタイプのミキサーが酵素などの栄養素が壊れにくくなるのでオススメです。
酵素がダイエット、健康、美容に良いからといって「生野菜・果物」ばかり食べることが必ずしも良いとは言えません。
まず生野菜、果物は身体を冷やします。身体を冷やすことは万病の基とも言われていますので、これらばかり食べ、いくら酵素を大量に摂ったとしても、他の病気になってしまう可能性は否定できません。
また生野菜、果物には酵素だけでなく、低カロリーで良質なビタミン、ミネラルが含まれていますが、ビタミンB群(特にB12)・アミノ酸など含まれていない栄養素も多くあります。
つまりはいくら身体に良いといわれている食べ物であっても、それらばかり食べていてはダメだという事です。
何事も“
バランス”が大切なのです。
ちなみに酵素は生野菜や果物だけでなく、納豆、味噌、醤油、漬物などの発酵食品にも含まれています。
味噌汁は加熱調理するので酵素はなくなってしまいますが、野菜やキノコ類、魚介類が入った味噌汁は栄養素がたっぷりと入った食品です。
また納豆は説明するまでもなく、良質なタンパク質をはじめ、各種ミネラル、そして納豆菌、ナットウキナーゼ(血液サラサラ効果)など、健康、美容に良い栄養素をふんだんに含んだ日本が誇る素晴らしい食品です(納豆は混ぜれば混ぜるほど酵素が増えるといわれています)。
生野菜、果物で冷えた身体は味噌汁や温かいお茶、ハーブティーなどで温め(または湯たんぽなどで直接温める)、そして足りない栄養素を豆、キノコ、少量の肉、魚介類などで補えば、ダイエットはもちろん、非常にバランスの良い食生活といえますね。