酵素は人間が生きていくためには欠かすことのできない非常に重要な物ですが、では他の栄養素と酵素はどのような関係にあるのでしょうか?
・炭水化物
・たんぱく質
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
上記は“五大栄養素”といわれており、人間が健康に生きていくためには欠かせない栄養素ですが、これらの栄養素以上に重要な栄養素、それが酵素です。
一口に酵素といっても数千種類の酵素が存在しますが、実はビタミンやミネラルは酵素がなければ働かない事が分かっています。そのためビタミン、ミネラルなどの栄養素は酵素の働きを助けるという意味で
“補酵素(コエンザイム)”といわれています。
つまり、いくら食事、サプリメントなどから五大栄養素だけを摂ったとしてもダメで、逆に酵素だけがあってもダメ。バランスよく栄養素を摂らなければ意味がないという事です。
自分ではサプリメントなどを飲んでいて十分な栄養を摂っていると思っていても、一部の栄養素が不足していれば、実際はほとんど意味がない事も十分、考えられるのです。
※酵素は英語で“enzyme”といい、この酵素を補う(co)という意味で、“coenzyme(補酵素)”といいます。つまり近年人気の“コエンザイムQ10”とは、酵素の働きを助ける物で、Q10とは補酵素(coenzyme)を区別する記号です。ですのでいくら健康、美容に良いといわれているコエンザイムQ10配合のサプリメントや化粧品を使っても、酵素自体がないと意味がないという事なのです。